Last Updated on 2024年11月20日 by centre
置き場所を決めてから購入する
お仏壇を購入するときに、気を付けるべきポイントというのはどのようなものなのでしょうか。
最初に重要になってくるのは意外なことにお仏壇自体ではなく、それを置くスペースのほうです。
仏間があるにしても半間仏間、地袋付きのものなどさまざまですし昨今の住宅事情ではなかなか確保できずに洋間や板敷きの上に置くご家庭もあるでしょう。
そういった置き場所を踏まえておかないと、安定せずにぐらついてしまったり床を傷付けたりといったトラブルの元となるため置き場所をしっかりと決めてから購入に動くのが大切です。
中古品やリニューアル品を買う場合
つぎに、新品を買う場合は問題ありませんが中古品やリニューアル品を買う場合には細部を自分の目でしっかり確認する必要があります。
気軽には捨てられず、またそれなりに高価な商品ですから中古市場やリニューアル(表面を削ったりして見た目は新品同様にされている)品の市場はとても大きく、こういったところで買う方も多いでしょう。
見ておくべき個所は、
- 扉がスムーズに開閉できるかどうか
- 内部に細かい傷などはないか
- どこかにカビなどが付着していないか
などです。
とくに彫りの加工が複雑な品に対しては、その細かい部分に汚れや崩れがないかをチェックしておきましょう。
木目の色あせなどもよくあるため、気になる場合は値引き交渉も可能です。
悪質な業者もいるので信頼できるお店で購入する
お仏壇というのは無い家庭も多く、一生のうち何度も買い替えるものではないためなかなか購入者側は何が相場なのか分かりにくい商品ではあります。
それに付けこんで高額を吹っ掛ける悪質な業者も中にはいますので、最初から「ここで買う」といったことは決めずに何軒かお店を回るつもりで臨みましょう。
→仏壇通販
また老舗はそれほど悪い商品を扱うことはないため、迷ったら歴史のあるお店で買うのも手と言えます。
長く家に置くものですから、買ったらそれっきりではなくお手入れ用具やお供え品なども踏まえて長くおつきあいできる、信頼できるお店を探しておきましょう。
仏壇仏具の由来や仕組み、材質やお手入れの方法などていねいに説明してくれるところがおすすめです。
ただの家具とは違ったものですから、いくら安くても業界団体に加盟していないお店で買うときは注意が必要ですので気を付けましょう。
置き場所、お店、お値段、仏壇自体のデザインや大きさ、この辺りをよく検討して末永く使っていける品物を選ぶことがご先祖さまや自分たちのためにもなりますのでしっかりと下調べを行うことをおすすめします。